“東大に受かった子”に共通する「最強の受験計画」。過去問はいつから?3年間どうスケジュール立てる?
国語もこれと同じです。漢字や語彙力、重要になってくるキーワード、そして古文単語や漢文の句形が理解できていないまま、高校2年生に上がってしまうのは危険です。 漢字や語彙力は軽視する人も多いのですが、ここの土台があまり完成していない状態だと、そのほかの勉強がうまくいかなくなってしまいます。 ■高1はしっかり基礎固めを 一方で数学は、先取りして勉強している人もそうでない人もいます。「高1の間に数2Bは終わらせたほうがいいですか?」と聞かれることもありますが、学校の進捗次第です。
高1で数1Aまでしかやっていなかったという人でも東大に合格している場合もあります。ただもちろん、高1で数2Bまで勉強している人のほうが合格率は高くはなります。 どちらかというと、無理して先取りするより、しっかりと基礎が固まっている状態のほうが望ましいです。公式をしっかり覚えて、公式の証明までできるようになっているのが望ましいと考えられます。 高1の間にやるべきこと 英語:受験のための英単語帳(ターゲット1900・シス単 ・鉄壁など)が8割答えられる状態になっていること
国語:漢字や語彙力・重要になってくるキーワード・そして古文単語や漢文の句形をしっかりと理解している状態になっていること 数学:学校の勉強に合わせて、今まで勉強した範囲がしっかりとできている状態になっていること。公式をしっかり頭に入れて、公式の証明までできるようになっているのが望ましい 次に、高校2年生です。難関大学に合格する人の多くは、この間に英国数の勉強をすべて終わらせています。 「え! 高校3年生の1年間があるのに、この間に終わらせなきゃならないの?」と思うかもしれませんが、高校3年生の1年は、高校2年生までで終わらせた勉強を、しっかりと定着させるための期間です。高校3年生に上がったら、過去問を解き始められる状態にまで持っていかなければなりません。