スビメンディ、ウォートン、守田英正の同僚MF…… ロドリを欠くシティが冬の移籍市場で獲得するのは?
早急に手を打つ必要がある
マンチェスター・シティのロドリが今シーズン残りのすべての試合を欠場する可能性があるようだ。『BBC』はアーセナル戦で負傷したロドリがより詳しい検査を受けるためにスペインへと向かったと報じている。 ロドリはシティの中心人物であり、おそらくアーリング・ハーランドやケビン・デ・ブライネよりも重要度は高い。ビルドアップでは正確無比なパスでボールを散らし、アタッキングサードに入ればアンカーとは思えない攻撃力の高さを披露し、昨季はプレミアリーグで8ゴール9アシストの数字を残している。 ロドリが不在となれば冬の移籍市場での補強は必須となるだろう。『Manchester Evening News』では獲得の可能性がある5人の候補を挙げている。 マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) モルテン・ヒュルマンド(スポルティングCP) アラン・バレラ(ポルト) ルベン・ネヴェス(アル・ヒラル) アダム・ウォートン(クリスタル・パレス) 上記の5選手で、最も可能性があるとすればクリスタル・パレスのアダム・ウォートンか。正確なパスを武器にゲームをコントロールすることができ、ロドリが負傷する以前からシティは彼に関心を寄せていた。 スビメンディには引き続きアルネ・スロットのリヴァプールが興味を持っており、シティが獲得に動くことになれば争奪戦は避けられないだろう。ただ、ソシエダのチーム状況を考えれば、冬での引き抜きは難しいのかもしれない。 ヒュルマンドはスポルティングでプレイするMFで、日本代表の守田英正とともにルベン・アモリムの下で評価を高めている。運動量、配球力、ボール奪取力と守備的MFに必要な能力をハイレベルで備えており、キャプテンシーもあるデンマーク代表MFだ。 今季からCLのフォーマットが変わり、さらなる過密日程を戦うことになるシティ。チームの心臓であるアンカーは最も重要なポジションであり、今後ペップ・グアルディオラがどのような決断を下すのか注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部