H3ロケット4号機打ち上げ 防衛省の通信衛星を搭載、悪天候などで5度目の挑戦
日本の次世代主力ロケット「H3」4号機が4日午後3時48分、防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を搭載し、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた。今後、衛星を予定通り分離できたかどうかを確認する。 【写真】宇宙空間を飛行するH3ロケットの想像図 当初は10月20日の打ち上げを計画していたが、悪天候や部品の交換・点検で打ち上げが4度延期されていた。 H3は、今年度中に50号機まで打ち上げて運用を終了する現在の主力大型ロケット「H2A」の後継機。昨年3月に初号機が失敗後、2、3号機と連続で成功している。