高額にもかかわらず300台は約10秒で完売!新型「アウディ RS 3 パフォーマンスエディション」をテスト
Audi RS 3 performance edition 0-100 km/h:3.5秒 0-200 km/h:13.0秒 100-0 km/h cold (m/s²):31.2 m (12.4 m/s²) 200-0 km/h cold (m/s²):121.1 m (12.7 m/s²) 燃費:10.52km/リットル パワーウエイトレシオ:3.9 kg/hp 最高速度(メーカー値):300 km/h 価格:75,000ユーロ(約1,200万円)
日常的な運転で最初の数キロメートルを走っても、何も変わらない。目立たずに交通の流れに乗り、通常の運転モードでリラックスしたクルージングを楽しむことができる。 ワインディングロードでは、トラクションのモンスターのような走りを見せる。カーブが急であればあるほど、その性能が発揮される。アクセルを踏み込み、グリップ力の高いピレリ製タイヤ、電子制御システム、全輪駆動、トルクスプリッターにすべてを任せよう。
300km/hは可能だが、かなりの練習が必要となる
高速道路で?300km/hは出せるが、かなりの長い加速が必要だ。馬力とブースト圧の増加は、車が目に見えて速くなるわけではない。縦方向の動的測定でも、このことが証明されている。驚くべきことは、このモデルは当初、0-100km/h加速では、通常の「RS3」よりもコンマ1秒遅く、200km/hからわずかに追い抜くだけだということだ。ブースト圧が増加したことにより、通常の「RS 3」に比べると、低速域でのパンチにやや欠けるということだ。とはいえ、その速さは驚異的だ。
ザクセンリンクサーキットでもまったく同じことが言える。「RSパフォーマンスモード」では、フロントはキビキビと、リアはスムーズに走り、必要なときに、そして運転技術のあるドライバーが運転するときに、後輪を力強くプッシュする。ラップタイムは、通常の「RS 3」のときのスーパーテストよりも0.4秒速く、最高の体験だった。なぜか?おそらく、2年前よりもシートのサイドサポートが強化され、コースコンディションが改善されたからだろう。
結論
「RS 3」は、そのパフォーマンスエディションにおいても、コンパクトカーのトップの座に君臨している。馬力アップや最高速度の向上は関係ない。この車は、以前と同様にアスファルトを駆け巡り、楽しく、日常的な運転にも使用できる。批判?もちろんある!価格が高すぎる。
Guido Naumann