【大人のメガネ】金子眼鏡店、Zoff... ファッションエディターの「愛用アイウェア」3選
日頃からメガネを着用しているUOMOエディターの愛用私物フレームをご紹介。 【写真】メガネとサングラスのトレンドは? おしゃれな大人の「愛用アイウェア」8選をチェック!
YUICHI TOYAMA.|U-151
20年前、まだ新人時代だった頃の自分は「サーモント」のメガネだった。なぜサーモントを選んだのかは忘れてしまったが、ブローラインがゴリゴリに太かったのは覚えてる。正直、似合っていたのかも怪しい。その後、今に至るまでいくつものメガネをかけ替えてきたが、その間サーモントを選ぶことは二度となかった。が、昨年のユウイチトヤマ.の展示会でなぜか目に留まり、手を伸ばしていたのがこの「U-151」だった。丸みを帯びたボストン寄りのウェリントンシェイプ。記憶のサーモントよりずいぶんとマイルドな印象だ。ブリッジの細工も品があって、ただクラシックなだけじゃない。 その自分の姿を鏡で見て思い出したけど、そういえば、ちょうど今の自分の年齢くらいだった頃の父親がやはりサーモントをかけていた。昔は特に何とも思わなかったけど、こうしてみると、やはり父親の面影を感じる。(副編集長 吉﨑哲一郎)
Zoff|ウェリントン
去年からの超個人的すぎる変化は髪型。さらさらな直毛からパーマスタイルに変えたのですが、今まで愛用していたアイウェアが似合わなくなってしまいました。リムの細いメタルフレームが似合うと思っていたのに、どれも全然しっくりこない……。 そんななか選んだのが、王道のウェリントンかよ、ってツッコミを貰いそうですが、顔の印象が大きく変わる太いリム&黒縁は敬遠しがちで実はウェリントンは初挑戦。顔周りにボリュームが出る黒髪パーマのおかげで、黒縁メガネの強さに負けなくなったんだと思います。しかもフレームは六千円台。薄いブラックカラーのレンズを入れて、すっかりこの夏のスタメンに。(編集 堀池 光)
金子眼鏡店|KA-64
言葉にすると陳腐になるが、眼鏡はそれとなく知性を感じさせるものを選びたい。日差しが強い日あるいは真夏になると、気持ちが浮かれてしまうのか、サングラスはファッションとして主張できるものが好きだけれど、眼鏡には不思議とその欲が湧かない。 そんな自己満足を叶えてくれるのが、クラウンパントのフレーム。ラウンドやボストンよりも個性が出すぎず、適度にエッジが立っていて顔にメリハリもつけられる。クラウンパントはフレームフランスと呼ばれるヴィンテージが有名だけれど、あちらは全体のラインに繊細さがなく、むろんアジアンフィットでもないため、どうしてもメガネに合わせにいくような感じがある。それはそれでアリだが、もう少し普段使いに寄り添ってくれるモダンなフレームのほうが、日ごろから気兼ねなくかけられていい。(編集 西坂和浩)