【米国市況】株下落、ハイテク中心に売り-円は対ドル157円台後半
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、98セント(1.4%)高の1バレル=70.60ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は、91セント(1.2%)上昇して74.17ドルで引けた。
金
金相場は、ホリデーシーズンで薄商いとなる中で下落。前日発表された失業保険統計は強弱まちまちな内容となり、米政策金利見通しに対する市場の見方にはほとんど影響しなかった。
金は今年、繰り返し最高値を更新するなど好調なパフォーマンスを見せており、このままいけば年間で約27%高となる。米国の金融緩和や安全資産としての需要、世界の中央銀行による持続的な買い入れが支援材料だ。ただ米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利を受けてドルが値上がりしたことから、ここ最近は金上昇の勢いが失速している。
金スポット価格はニューヨーク時間午後3時現在、13.33ドル(0.5%)安の1オンス=2620.25ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は22ドル(0.8%)下落し、2631.90ドルで引けた。
原題:Stocks Rocked by Late-Week Swoon in Tech Giants: Markets Wrap(抜粋)
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--取材協力:Robert Brand、Julien Ponthus、Chiranjivi Chakraborty.
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Rita Nazareth