ジェシー"バム"ロドリゲス、フェルナンド・マルティネスや井上尚弥戦を夢見つつ試合に集中 | ボクシング
ジェシー・ロドリゲスは直近の防衛戦に集中しつつも、夢の対戦に含みを持たせた。
ジェシー・ロドリゲスは、将来的にフェルナンド・マルティネスと戦いたいと考えているが、現在はペドロ・ゲバラとの戦いに全力を注いでいる。二人の対戦は、日本時間11月10日9時よりDAZNから生中継される。 「バム」という愛称で知られるロドリゲスは、米国・フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで自身の持つWBCスーパーフライ級タイトルを防衛する。 有望な若手ボクサーの一人であるロドリゲスは米国でも注目を集めており、前戦でファン・フランシスコ・エストラーダを7ラウンドで下した勢いそのままに今回の試合に臨む。 この試合で勝利を収めることで、IBFとWBAの統一王者であるマルティネスとの統一戦の可能性も開けてくる。しかし、ロドリゲスは今目の前の試合に集中している。 「試合はそのうちやってくる」『ザ・ストンピング・グラウンド』にロドリゲスは語った。「統一戦が実現すれば最高だ。そうでなくても、他の試合もある」 「フェルナンド・マルティネスとの一戦は望んでいるが、それについては深く考えない。今はこの試合に100%集中している。この試合は非常に危険だ。ペドロ・ゲバラにとって大きなチャンスだから」 「彼は一晩で人生を変える可能性がある。だから私はこの試合に集中し、そんなことが土曜の夜(※現地時刻)に起こらないように心がける」 ロドリゲスについては、将来的に4階級制覇のスーパースターである井上尚弥との可能性も取り沙汰されている。現在、井上はスーパーバンタム級にいる。 24歳のロドリゲスは、井上との対戦の可能性を否定せず、「そうなると信じている。時間の問題に過ぎない」と語った。
Andrew Steel