トヨタ『カリブ』復活を検証…カルディナだって? スプリンターは今ではカローラだが?
トヨタの「カリブ」が復活するという。『ベストカー』が得意とする新型車スクープだが、さすがに今回は疑ったという。『ベストカー』編集部では、ネットで見かけた「スプリンターカリブ復活」情報について「飛ばし記事」だと思ったそうだ。とはいえ確認はしておきたいので情報筋に接触すると……。 【画像全5枚】
『ベストカー』12月26日号(発行:講談社ビーシー / 講談社)の巻頭スクープは「スプリンターカリブ復活説」だ。トヨタは80年代から21世紀初頭まで、『スプリンター』シリーズにRV系ワゴンの「スプリンターカリブ」をラインナップしていた。ワゴンとSUVのクロスオーバーで、今ならスバルの『レヴォーグ・レイバック』のような車だ。
最近、トヨタの新型車開発情報には「復活」が多い。『スターレット』、『セリカ』、『MR2』、レクサスの『LFA』……。さらにカリブ復活なんて本当か? 旧知の信頼できる情報筋に「そんな話聞いたことありますか?」と尋ねたところ、メールで謎のッセージが返ってきたという。
カリブ=カルディナ=カローラ。
推理ドラマのダイイングメッセージだ、と思ったのは『ベストカー』編集部の担当者だ。まず『カルディナ』というのは1992年から2007年までラインナップされていた、『コロナ』ベースのスポーツワゴン。いっぽう『カローラ』は現在も存続しているが、カリブが現役の頃はスプリンターの兄弟車だった。これらの情報から『ベストカー』編集部では「スプリンターカリブ復活説」を検証していく。
●令和のハチロク
みんな大好きAE86型「スプリンタートレノ/カローラレビン」、いわゆる□ハチロク□。トヨタがその4AGエンジンを、電気モーターとエンジン、それぞれ最新のパワーユニットに載せ替えた2台を作った。そんな2台を、41年前のAE86新型発売当時に『ベストカー』でレポートした2名がテストしている。
●さらばGT-R
2025年モデルをもって生産を終了する予定で、その25モデルもすでに完売した日産『GT-R』。『ベストカー』では、GT-Rが駆け抜けた17年と誕生までの5+2年を振り返り、最後のインプレッションを掲載する。