「終業後に仕事のことで悩んでも残業代は出ないなって」モヤモヤを吹き飛ばす『メンタル強め美女白川さん』の“最強可愛い”名言7選【書評】
さまざまなストレスが溢れる現代社会では、普通に生きているだけでも心がすり減っていくもの。そんな傷を優しく包み込んでくれると人気のコミック『メンタル強め美女白川さん』(獅子/KADOKAWA)。 【漫画】本編を読む
本作のヒロインは、自分らしく生きることを大切にしている白川桃乃。白川さんはポジティブな名言を口にしながら、ストレス多き日常を強く可愛く乗り切ります。2022年にはドラマ化でも話題になりました。現在は第6巻まで発売しており、シリーズ累計100万部(紙・電子含む)を突破! 本稿では、そんな白川さんの“最強可愛い名言”をたっぷりとご紹介します。
あるあるなモヤモヤを吹き飛ばす“最強可愛い名言”ベスト7
同僚からの陰口や遠回しなマウント、ホルモンバランスの乱れによる心の揺れ、容姿・年齢への辛辣な意見など、女として生きる中で感じるストレスは数えきれないほど…。しかし、白川さんはポジティブマインドでストレスをはねのけ、ハッピーな日常を重ねていきます。
人気モデルの陰口を言う同僚に対して、こんな気持ちを抱く白川さん。SNSを介した容姿への誹謗中傷が問題視されている今、この言葉は深く刺さります。美は本来、正解がないもの。美しくありたいと願うピュアな気持ちを笑う権利だって、誰にもありません。他者に言葉のナイフを向けないためにも、美に競争を持ち込まない白川さんのマインドを心にインストールしておきたいものです。
他人から言われた「ブス」という辛辣な2文字は、傷となって心に残るもの。しかし、白川さんはそうした言葉を“相手側の問題”として処理。どんな悪口を言われても、“自分が好きな私”を貫き続けます。私は私の美意識を大切にしながら生きていけばいい。そう思わせてくれるこの名言には、自分を愛すヒントも隠されています。
仕事や家事、育児など日常の中にはやらなければならないことがありすぎて、私たちは自分の心や体に鞭を打ってしまうことも…。しかし、果たしてそれでいいのだろうかと白川さんは立ち止まらせてくれます。自分の心身は、一生付き合っていく替えがきかない宝物。そして、自分をリペアする時間は自分にしか作れません。「私」というオンリーワンのブランドは何よりも尊い。そう気づくことも、大切なセルフケアなのです。