宮代&酒井弾で神戸がACLE初勝利!終盤に乱闘騒ぎも神戸が山東泰山に競り勝つ
[10.2 ACLE第2節 神戸2-1山東泰山 御崎球] AFCチャンピオンズリーグエリートのグループリーグ第2節で、ヴィッセル神戸がホームで山東泰山(中国)を2-1で下して、今大会初勝利を挙げた。神戸の第3節は23日で、敵地で蔚山HD(韓国)と対戦する。 【写真】ミスマガジン2023、16歳グラドルのユニ姿に「最高に可愛い」「天使」「くぅー!」 今季より大幅に大会方式を変更したACLで、最上位のACLエリートを戦う神戸は、グループリーグ初戦となった先月17日のアウェー・ブリーラム戦をスコアレスドロー。ホームでの第2戦は勝ち点3を積み上げておきたい一戦となっていた。 神戸は前半から先制点を決めて主導権を握った。前半14分、MF扇原貴宏がFKをゴール前に蹴り入れると、FW宮代大聖が頭で合わせる。今季J1で9ゴールを決める24歳の一撃で先制点が生まれる。 前半29分にCKの流れからFWクリサンに同点弾を決められた神戸だが、その後もチャンスを作り続ける。前半終了間際にCKを頭で合わせたFW大迫勇也のヘッドは、相手GKの好セーブに阻まれたが、後半6分、ゴール前の混戦からDF酒井高徳が放ったシュートが相手に当たってディフレクション。これがゴールに吸い込まれて、神戸が勝ち越しに成功した。 その後も神戸は交代選手を使いながら落ち着いてゲームを進めた。後半32分にカウンターから入ったばかりのDF広瀬陸斗が決定機を迎える。エリア内の切り返しから放ったシュートは惜しくもクロスバーを叩いてダメ押し弾にはならなかったが、神戸が逃げ切って1勝1分とした。対する山東泰山は1勝1敗となった。 ただ試合終了直前の山東泰山のラフプレーに起因した“乱闘騒ぎ”が発生。両軍の選手やスタッフがピッチ内に入り乱れる異例の事態が繰り広げられた。試合はVARの介入などがあったあとに再開されたが、しばらくして試合終了。ホイッスルが鳴ったあとも山東泰山のスタッフが審判団に詰め寄る場面が見られた。