「ミスをチャンスに変える」ずるい“謝罪メール術” 仕事がデキる人は不用意にお詫びをしない
答えは「NO」です。多くの場合、その確率を下げることにつながります。 それならば、ゴールに少しでも近づけるように「どんなメールを書いたら、相手は導入に前向きになってくれるだろうか」と考えて、適切なコミュニケーションをとるべきです。 メールでストレスを発散しても、会社の売上やあなたの評価にはつながらないですし、相手の対応によっては、さらにストレスが溜まるかもしれません。 メールは、自分の言いたいことを簡単に伝えられるツールです。手軽さゆえに、怒りにまかせてメールを書いてしまい、後で絶望的な気分になる人もいます。
気持ちが収まらないなら、素直に声をかけて対話の機会を作りましょう。 「大きな行き違いがあるようなので、直接お話をさせていただけませんか」 「このままメールで書くと喧嘩になりそうなので、直接お話ししたいと思います」 売り言葉に買い言葉……とならないためにも、メールが苦手な人は特に、直接話すようにしたほうがいいでしょう。
平野 友朗 :日本ビジネスメール協会代表理事、アイ・コミュニケーション代表取締役