八村塁 NBA移籍市場の解禁前に〝トレードリスト入り〟と米報道「最も有効な活用法」
米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が、来年1月中旬の移籍市場解禁を前にトレード候補のリスト入りしたと複数の現地メディアが報じた。 八村は今季スタメンに定着して序盤は活躍を見せたが、11月中旬の足首の負傷をキッカケに調子が下降。直近の試合で好不調の波が激しく、スタメン懐疑論も高まっている。 そうした中で、米バスケットボール専門メディア「フープスハイプ」は「NBA幹部は、2029年と31年のレイカーズの将来の1巡目指名権2つが、チームにとって最も切望されるトレード資産であると考えている。レイカーズは、保護されていない1巡目指名権2つと、これらのドラフト指名権に加えて、ディアンジェロ・ラッセル、八村塁、ゲイブ・ビンセントもトレード市場で議論される」と報道。現在西地区8位と苦戦を強いられているレイカーズは、シーズン後半に向けて補強を画策。八村をトレード候補にして大物獲得を狙う公算だ。 米メディア「フェーダウェーワールド」も「八村に関しては、レイカーズはいくつかのまともなオファーを取り付けたり、将来的にもっと優秀な選手とのトレードパッケージに彼を含めたりできるだろう。おそらく、キャメロン・ジョンソンのような似たようなウイングを獲得することが、トレード資産としての八村の最も有効な活用法かもしれない」と指摘した。 ただ、同メディアは「レイカーズは躊躇(ちゅうちょ)しているようだ」と覚醒しつつある八村の放出はギリギリまで迷うことになりそう。電撃移籍があるのか、この冬は八村のバスケットボール人生を左右することになりそうだ。
東スポWEB