2日(月)西日本は20℃予想の所も 全国的に寒さゆるむ
2日(月)は、上空にこの時季としては暖かい空気が流れ込むため、全国的に気温が上がる見込み。日中は鹿児島で20℃まで上がるなど、11月中旬並みで寒さはゆるみそうだ。日中は晴れる所が多くなるが、東・北日本の日本海側は、夜遅くには雨が降り出す所がある見込み。
全国的に気温上昇 西日本は19℃前後で寒さゆるむ
2日(月)は、日本海に進む低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込むため、全国的に1日(日)より気温が上昇し寒さはゆるむ見込み。各地の最高気温は、那覇25℃、鹿児島20℃、福岡と高知19℃、松江18℃、広島と大阪、東京17℃の予想。西日本を中心に11月上旬~中旬並みになりそうだ。なお、上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で、西・東日本では、朝にかけて雨が降る所があるが、日中は広く晴れる見込み。
2日(月)夜遅く~3日(火)東・北日本の日本海側は大気の状態が不安定
北陸や北日本の日本海側では、2日(月)夜には、低気圧や前線が近づくため、3日(火)にかけて大気の状態が不安定になる見込み。2日(月)夜遅くには、東北や北海道の日本海側で雨が降り出す所がありそうだ。3日(火)にかけて、短い時間の強い雨や竜巻などの激しい突風、ひょうなどに注意が必要。
7日(土)~西・東日本に強い寒気到来
今週は、冬型の気圧配置が多くなるため、日本海側の地域を中心に雨が降り、北海道では雪が降る所が多くなりそうだ。一方、西・東日本の太平洋側では、晴れて寒さがゆるむ日も多くなるが、7日(土)から次第に強い寒気が流れこみ、8日(日)には、西日本の平地でも雪が降る所がある見込み。年末のころの寒さになる所もあるため、健康管理には十分、注意が必要だ。 (気象予報士・大隅智子)