週明けは関東から西で20℃近い所も 週末は寒気南下 今週も気温の変化大きく 北陸や北日本は大雪のおそれも
きょう(日)は、冬型の気圧配置が緩んでいき、日本海側の雨や雪の範囲も狭くなる見通し。この週末にかけては上空の寒気の影響を受けたが、週明けは各地で平年を上回る陽気となる見込み。関東から西は20℃近くまで上がり、11月中旬並みの所が多く、日中は日差しが暖かく感じられそうだ。ただ、7日(土)以降は強い寒気が南下して、冬型の気圧配置が強まる見込み。朝は一段と強い冷え込みとなり、晴れる所も本格的な冬の寒さとなりそうだ。また、北日本や北陸は荒れた天気となり、大雪となるおそれもある。
冬型緩む 週明けはぽかぽか陽気も
きょう(日)は、日本海側の雨や雪の範囲も狭くなっているが、北陸中心に雨雲がかかりやすくなっている。北陸はこれまでの大雨で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要だ。今夜からあす(月)の明け方にかけては、西日本で雨や雷雨となる所もあるが、日中は晴れ間の出る所が多い見込み。各地で気温が高めとなり、火曜日にかけて日中は11月中旬並みとなる所が多く、関東から西は20℃近くまで上がる所もありそうだ。ただ、朝は冷えるため、一日の気温差に気をつけたい。
次の週末は強い冬型に 北日本や北陸で大雪のおそれも
日本海側は雨や雪が降りやすいが、特に週末になると冬型の気圧配置が強まって荒れた天気となりそうだ。北陸や北日本の日本海側では大雪のおそれがある。平地で雪を降らせる目安となる寒気は、今季初めて西日本や東日本にも流れ込んできて、西日本でも初雪となる所がある見込み。
気温変化大きく 週末は真冬並みの寒さも
週明けは暖かくなっても、次の週末は一気に寒くなりそうだ。関東から西も朝の気温は4℃くらいまで下がり、一段と冷え込みが強まる見込み。日曜日(8日)は名古屋でも最高気温が10℃と、晴れ間の出る所も真冬並みの寒さとなる所がありそうだ。雨や雪が降りやすい松江では9℃など、各地で冷たい風も加わって本格的な冬の寒さとなる見込み。気温の変化で体調を崩さないように気をつけたい。また、雪への備えも必要だ。 (気象予報士・及川藍)