由美かおる70歳を機にミニスカートに再挑戦「15歳から今まで体型キープ。普段の食生活はバランスよく、体が欲したら甘いものもお酒も遠慮なく」
見事なY字バランスポーズと笑顔で、健康美あふれる由美かおるさん。師匠から受け継いだ呼吸法で健康を維持し、イキイキと活動しています(構成=丸山あかね) 【写真】73歳で見事なY字バランスを決める由美さん * * * * * * * ◆甘いもの、焼肉を欲しているときは 長年、食生活には気をつけていて、健康維持のためにはバランスのいい食事は欠かせません。私は母の手料理――だしを使った昔ながらの和食の献立で育ったので、大人になってからも和食を好んで食べています。 日頃から旬の野菜やくだもの、お魚やお肉も新鮮なものにこだわり、栄養バランスを考えて。たとえば今朝は、昨晩からつけおきしていた昆布のだしで、人参や大根などのお野菜やお豆腐を入れた具だくさんのお味噌汁を作って食べました。 ご飯と卵と納豆と、それからバナナ入りのヨーグルトも。時間に余裕がない日はランチを抜くこともありますが、夜はしっかりいただきます。 ですが、ときどきパワーがほしいと感じたときなどは、夜の遅い時間であっても焼肉を食べて、生ビールを飲むこともあります。ストレスでキューッと押しつぶされたときは、自分に自由を許して、そのとき食べたいものを食べます。 体が欲しているのだと受けとめて、焼肉なら「スタミナ不足なのだわ」、ビールなら「潤い不足なのね」と、いいように解釈しているんですよ。(笑)
もちろん、いつも食べすぎていては体調も体形も崩れてしまうでしょう。翌朝、なんだか胃が重いというとき、私はベッドで横になったままブリージングをします。 すると、体が内側から緩んできて、滞っていた胃の調子がよくなり、同時にむくんでいた顔もスッキリ。甘いものも大好きなのですが、体重を気にしたことはありません。 私は、食べたいときに食べたいものを思いっきり食べる、という楽しみを手放すことなく過ごしてきました。実際、15歳から体形をいまもキープしています。身長157センチ、バスト86、ウエスト58、ヒップ86とスリーサイズも変わりません。 70歳を機に、再びミニスカートをはくようになったんですよ。そのほうがいい意味での緊張感があって、シャキッとしていられるかなと。 ファストファッションのミニスカートに、若い頃に買ったハイブランドのジャケットを合わせたりして、お洒落を自分流に楽しんでいるのです。