【公立・私立・国立】小学校の仕組みや違いとは?小中一貫教育や小学校受験など小学校進学に関わる最新の動きも
まとめ & 実践 TIPS
幼稚園や保育園と同じく、小学校にもそれぞれ風土や特色があり、お子さまや保護者のかたに合う・合わないがあると思います。学区の公立小学校に通うのももちろんよいですが、あらかじめリサーチして特色を知っておけば、お子さまがよりのびのびと楽しく通える環境をつくってあげられるかもしれません。 国立小学校や私立小学校の場合、受験のことだけでなく、進学後のことにも目を向けておきましょう。多くのお子さまは、電車やバスを利用して、6年間通学することになります。平日の通学時間帯にお子さまが通学する経路や混雑具合などを実際に確認しておくこともお勧めします(その小学校に通う子どもたちの自然な姿も目にすることができます)。ご両親が共働きの場合には、放課後の過ごし方についても情報を集めておきましょう。 さまざまな面を考慮しつつ、お子さまにとって最も納得のいく選択ができるとよいですね。 (出典) ※1 文部科学省「令和5年度学校基本調査」 文部科学省「学校法人制度の概要」
プロフィール 望月由起 日本大学文理学部教育学科教授。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(学術)。横浜国立大学専任講師・准教授、お茶の水女子大学准教授、昭和女子大学准教授などを経て、2018年より現職。著書に『小学校受験 現代日本の「教育する家族」』(光文社新書)等。