【新日本・SJTL】決勝進出の藤田晃生 キャリア初タイトルへ闘志「新時代到来を証明する一戦」
新日本プロレス4日大阪大会の「スーパージュニアタッグリーグ」優勝決定戦で激突するAブロック1位のロビー・イーグルス(34)、藤田晃生(22)組とBブロック1位のTJP(40)、フランシスコ・アキラ(24)組が3日の前日会見で火花を散らした。 初優勝を狙うロビーは「6年前、このシリーズでNJPWに参戦した。今この藤田と組めていることが運命だと感じている。トロフィーを手にするのは俺たちしかいない」と豪語。TJPの〝アスワン対策〟としてニンニクを用意する周到さをのぞかせつつ「勝った暁には東京ドームで試合をしたい」と目を輝かせた。 ロビーがTJPを意識する一方で、藤田はアキラを敵視。「おいアキラ、お前な、勝手に自分が勝てると勘違いしてるんだよな? ジュニアの決勝戦で『必ず』なんてないし、上ばっかり見てたら、足をすくいがいがある」と挑発しつつ「どいつもこいつも新時代、新時代、言ってるけど、それを証明する一戦。最後に立ってるのは俺たち。そして新時代の到来、TMDKの時代の到来を証明する。以上」とキャリア初タイトルへ闘志を燃やした。 一方で連覇がかかる「キャッチ2/2」のTJPは「俺たちは何度もこのイスに座ってきた。お前たちへのリスペクトはある。このイスに乗って、カメラのフラッシュを浴びてどう思ってる? まぶしすぎるんじゃないか? 俺たちにはちょうどいいけどな。明日の試合が終わった後も、このトロフィーは俺たちのものであり続ける」と自信満々。 アキラも「まずは決勝進出おめでとう、TMDK。最高のチームがここにそろったと信じている。俺たちの後でたくさんのチームが誕生したけど、新日本のジュニアタッグに変革をもたらしたのは、俺たちだと思っている。藤田、もしロビーとTJPがジュニア部門の現在を象徴するなら、俺とお前は未来を象徴している。これから何度も戦って、どちらがベストか決めようじゃないか」とプライドをのぞかせていた。
東スポWEB