東京医大が入試不正で会見(全文1)新合格者名簿を作成し、追加合否を判定
林学長の謝罪と本日の報告内容の説明
林:本日はお集まりいただきましてどうもありがとうございます。東京医科大学学長を務めさせていただいております林と申します。このたび平成29年度、ならびに平成30年度の医学部医学科の入試におきまして、不適切な行為がありましたことを指摘を受けております。この場を借りまして当時の受験生の皆さま、そして関係者の皆さまにあらためて深くおわびを申し上げます。 平成29年度、平成30年度、2年間におきまして、第三者委員会の調査報告書を受け取りましたので、その報告書に基づきまして東京医科大学の対応策につきまして検討させていただきましたので、本日はその件についてご報告をさせていただきたいと思います。お手元の資料に基づいて報告させていただきますけれども、若干分かりにくいところがございますので、実際のご説明はスライドを使わせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 では始めさせていただきます。平成29年度、および平成30年度入学試験不正の対応について。第三者委員会が1次調査報告書を受けてということで、説明させていただきます。少々お待ちください。すみません。大変失礼いたしました。 本学では入学試験におけます合格者の選定における問題行為につきまして、平成30年度医学科入学試験から過去にさかのぼりまして事実調査、およびに原因の究明、ならび必要な改善の提案を第三者委員会を設置いたしましてお願いをしておるところでございます。このたび第1次調査報告書、平成29年度および平成30年度入試の検証報告と是正措置の提言を受領いたしました。 この報告書に基づきまして、不公正、または妥当でない方法による入学者選定行為の影響を排除した元の点数を復元し、これを成績上位者から順に並べました、新合格者名簿というものを作成いたしました。その名簿を基づきまして、追加合否の判定を実施いたしましたので報告させていただきます。