カブス・今永昇太が児童向けイベントで〝熱投〟150球 関係者「オフにこれだけ体を張ってくれた」
カブスの今永昇太投手(31)が8日に都内で行われたイベント「PLAY BALL 2024 in Shinjuku」に参加した。 同イベントは野球経験が少ない小学1~3年生が対象で150人の児童が参加。子供たちや保護者たちからの質問に答えるトークセッションだけでなく、今永自身が捕手を相手に実際の投球を披露して会場を沸かせた。 中でも目玉企画となったのが、参加者全員と行ったキャッチボール。現役メジャーリーガーを相手にできる機会はまずないだけに、子供たちも元気いっぱいのハツラツプレーを見せた。今永は一人ひとりと言葉を交わしながら笑顔でボールを投げたが、何と1時間超。時折、子供たちの質問に答える時間も挟みながらとはいえ、参加人数が150人のため球数も当然150球に達する大熱投となった。 今永自身は「どの子供たちも初心者とは思えないくらい上手でした」とケロリとした様子だったが、その熱心さに関係者から「子供相手の軽めのキャッチボールとはいえ、プロ野球選手がオフにこれだけ体を張ってくれることに感動しましたよ。ほぼ休憩なしで子供たちとの会話も欠かさずやっていましたし、あれはあれで想像以上に疲れるはずですから」と感嘆の声が漏れたほどだった。 「子供たちが野球に興味を持ってもらえれば…」との思いが込められたイベントだっただけに、今永の大ハッスルは参加者にとって大きな財産となりそうだ。
熊沢航平