私だけの香り見つけた! ニッチ香水3選【エディターが選ぶ! 2023 ニッチベスコス】
ビューティ担当エディターとライターがニッチな視点でセレクトし、偏愛ぶりを熱く語る「ニッチベスコス」。vol.3はフレグランス。「編集部で誰かと“香りかぶり”したくない!」と強く意識してしまうエディターやライターが、今年ハマったニッチフレグランスをご紹介。自分だけの香りを探し求めているなら、ぜひ参考にしてみて。 【写真】エディターが選んだ、ニッチ香水をもっと見る
【Maison Francis Kurkdjian】アクア メディア コローニュ フォルテ(エディター YOKOMIZO)
酸味が効いた爽やかなグリーンの香りは、幸福や優しさ、エネルギーを感じさせる。 「スイートフェンネル、パチョリなど、ひとクセあるハーブが炸裂しています。今年の夏、ハマって毎日のようにつけていましたが、誰にでも好かれる香りか?と問われたら、答えは微妙かもしれません。私の中でのこの香りの認識は“自家製オリエンタルハーブサラダ” 。シュッとひとふきした瞬間こそ、“アクアコローニュ フォルテ”シリーズ共通のベルガモットが爽やかに香りますが、時間の経過とともに、ちょっとスパイシーで“青み”のある美味しそうな香りに。タイ料理に惹かれる感覚に似ているかも。リラックスというよりはリフレッシュ向き。朝まとうと、『今日も1日がんばろう!』という気持ちになれます」 (エディター YOKOMIZO)
【D’ORSAY】唯美な破壊W.T.(エディター HA)
特別に、東京のドルセーブティックのために作られた香り。全てが正反対である2人の主人公の予期せぬ出会いと、対立しているようで引かれあっている姿を表現。 「356日つけたくなる香りです。クリーンでありながら、嫌味のない甘さをほのかに感じるため、どんな場所に出かける時も、どんな人に会う時も選ぶことができる万能選手。忙しい日々を過ごし、毎朝その日の気分によって香りを選ぶ余裕がない私にとっては頼もしい存在となっています。スモーキーなフランキンセンスとフレッシュで野生味もあるミントという、相反する要素を絶妙なバランスで調香しているため奥行きがあり、日々つけていても飽きがきません。『数量限定なんて勿体ない!』と叫びたくなる名品です」(エディター HA)