大学で推奨されたパソコンが「15万円」します。同じメーカーの中古が「8万円」だったのですが、こちらを購入しても問題ないのでしょうか?
大学生活において、オンラインで講義を受けたり、課題をこなすために調べものをしたりなど、パソコンは欠かせないツールです。大学が特定のスペックや機能を備えたパソコンを推奨することもあるでしょう。しかし、予算の制約や経済的な事情から、中古品を含め、より安価なパソコンを探す学生も少なくありません。 そこで今回は、大学が推奨する新品のパソコンではなく、中古品を選んでも問題はないのか、探す際の注意点などについてまとめました。
大学が推奨するパソコンのメリットとデメリット
大学が推奨する、新品のパソコンを購入する際の大きな利点の一つは、サポートや保証があることです。通常、1年~4年の保証が付いているようです。故障や不具合が発生した場合、迅速に対応してもらえるため、安心して使用できます。 学部や講義の内容によっては、一定以上の性能をもつパソコンが必要です。一般的に、大学が推奨するパソコンは、教員や学生からの意見を反映した機種が選ばれています。 そのため、複数のアプリケーションを同時に開いたり、複雑な計算や重いソフトウェアを使用したりする際も、ストレスなく使用できる性能を持っているといえるでしょう。 ただし、大学により差があるものの、同じぐらいのスペックのパソコンを自分で選んで購入する場合と比べ、価格は高くなる傾向にあります。
中古パソコンを選ぶメリット
中古パソコンの最大の魅力は、コストパフォーマンスです。同じ価格であれば、新品のパソコンよりも高性能なモデルを手に入れることが可能です。 例えば、ノートパソコンでは、中古の場合1万円以下で手に入れられることもあります。一方、新品は一般的に3万円台からの製品が多く、求めるスペックに応じて価格は高くなり、数十万円するパソコンも珍しくありません。
中古パソコンの注意点
中古を検討する際は、CPUやメモリ、ストレージなどのスペックが、大学で使用するための基準を満たしているかを確認しましょう。 一般的に、ノートパソコンの寿命は3年~5年程度といわれています。しかし、中古パソコンの場合、前のユーザーの使用状況やメンテナンス状態が分からないため、購入後すぐに故障や不具合が発生する可能性があります。さらに、保証期間が短かったり、まったく保証がなかったりするケースも少なくありません。 とくに、中古ではバッテリー劣化が避けられないことから、バッテリーの使用時間や交換の必要性についても、事前の確認は必須といえるでしょう。 失敗を避けるためには、専門店で実物を確認し、スタッフに相談のうえ購入することをおすすめします。