山本太郎氏「小池さんの票を削れる」 票奪い合うとの指摘に反論
れいわ新選組の山本太郎代表は15日、記者会見し、東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)に立候補をすることを明らかにした。会見で、同じく立候補を表明している元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏と票を奪い合うのではないかと問われた山本氏は「小池(百合子都知事)さんの票を削れる存在だと思う」と述べた。 【動画】れいわ山本太郎代表、都知事選「立候補します」会見で表明
会見で、山本氏は3000人をサンプルとした調査を実施し、「小池さんが圧倒的に強いということは事前に調べています。かなり強いです、無茶苦茶強いです」と説明。しかし、「当然勝つつもりでやりますよ。それ(当選者を)決めるのはみんななんだから。実際に会える人は少ないかもしれない。でもいかに広げてもらえるということ。(小池知事は)相手に不足ない。チャレンジャーなので最大限やる」と訴えた。 一方で、「『あ、見たことがある』という(理由で投票する)人たちも小池さんに入れている。そういった方々にアピールしていく。私は小池さんの票を削れる1人の候補者であろうと思う。選挙自体どうでもいいと思っている人にリーチできるのも私だと自負している」とも述べた。 また、仮に当選した場合に4年間の任期をまっとうするのかと問われると「都知事の座をいただいて、次の衆院選に出ますなんて言いません。4年間仕事をしたうえで、その先を考える」とした。