「人口1000人当たりの飲食店数」が1番多い都道府県はどこ? 正解したのは全体の約2割だった
「人口1000人当たりの飲食店数」が一番多い都道府県はどこかご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の約8割が知らないという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】人口1000人当たりの飲食店数ランキングTOP10を見る 記事後半では、「人口1000人当たりの飲食店数」が1番多い都道府県の観光情報や観光消費額について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「人口1000人当たりの飲食店数」が1番多い都道府県についてアンケート
IMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「東京都」「沖縄県」「宮崎県」「高知県」の4択のうち、「人口1000人当たりの『飲食店数』が1番多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の65%が東京都と回答。 次に多かったのが沖縄県の22%。そして9%の宮崎県、4%の高知県という順番になりました。 日本人観光客はもちろん、外国人観光客も多い東京都だと思う人が6割以上いますが…正解はどこなのでしょうか。
【都道府県】4つの都県の「人口1000人当たりの飲食店数」を比較
総務省統計局が2024年2月に公表した「社会生活統計指標」によると、人口1000人当たりの飲食店数が1番多い都道府県は、沖縄県の5.79店舗です。 次に多いのは、高知県の5.53店舗。そして宮崎県の5.20店舗、選択肢にあった東京都は、6位の4.75店舗となっています。ちなみに全国平均は4.09店舗なので、1位の沖縄県は1.7店舗多いという結果になりました。 意外だったのは人口約65万人の高知県や、約103万人の宮崎県が上位にランクインしたこと。アンケート結果を見るに、驚いたという人は多いのではないでしょうか。
日本有数の観光地「沖縄県」
「人口1000人当たりの飲食店数」が日本で1番多い沖縄県は、観光地としても人気。美しい海や、本州では見ることのできない自然、世界遺産の首里城などがあります。 2022年度の入域観光客数は677万4600人。観光収入は7013億円(試算値)で、観光客1人当たりの県内消費額は10万3706円となりました。 観光客1人当たりの消費額の内訳は、宿泊費3万8774円、県内交通費1万3438円、土産・買物費1万8078円、飲食費2万604円、娯楽・入場費1万525円、その他2285円となっています。 いかがでしょうか。今回は、「人口1000人当たりの飲食店数」が1番多い都道府県について紹介しました。 ●調査概要 調査日:2024年7月1日 調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・総務省統計局「社会生活統計指標」 ・高知県「高知県推計人口」 ・宮崎県「宮崎県の推計人口と世帯数」 ・沖縄県「観光収入・経済波及効果」
小野田 裕太