序盤から若い力が躍動

アストン・ヴィラでプレイするロジャース photo/Getty Images

ここまでプレミアリーグ開幕から5試合を戦い、4勝1敗。ウナイ・エメリ率いるアストン・ヴィラは今季も力強いスタートを切っている。 今季もチームのエースはFWオリー・ワトキンスで変わりないのだが、他にも楽しみな戦力が出てきているのが特長的だ。 1人はワトキンスとダブル・エースと言っても大袈裟ではなくなってきた20歳のコロンビア代表FWジョン・デュランだ。ここまでリーグ戦5試合すべて途中出場にも関わらず、4ゴールを記録している。一部ではワトキンスと揃ってプレミアリーグ20ゴールを狙えるのではとの声もある。 さらにもう一人見逃せないのが攻撃的MFモーガン・ロジャースだ。ここまで5試合すべてにフル出場しており、チャンスメイク数はMFユーリ・ティーレマンスに次いでチーム2位となる9回、ドリブル成功数はチームトップとなる11回を記録している。 22歳のロジャースはマンチェスター・シティのアカデミーにも在籍していた選手で、その後ミドルズブラを経て今冬にアストン・ヴィラへ加入した。昨季も3月頃から主力に定着していたが、今季はすっかりチームのキーマンだ。世代別イングランド代表にも選ばれている187cmの大型MFであり、さらなる成長に期待がかかる。 チームはチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節のヤング・ボーイズ戦にも3-0で快勝するなど理想的なスタートを切っており、今季もエメリ率いるアストン・ヴィラの完成度はかなりのものだ。