【2024年行ってよかった場所】編集者が思わず感動…国内外の穴場スポット&ホテルを厳選紹介!
2024年も残すところあとわずか。年末はスマホのカメラロールを眺めながら、行った場所やおいしかった料理などを振り返る時間も楽しいものです。 【写真でチェック】旅行好きは必見!エディターが選ぶ、2024年の心震えたスポットはここ! 今回は、ライフスタイルの情報に日々触れている住宅・インテリア誌『モダンリビング』編集部のエディターが「今年行ってよかったスポット」を厳選。コメントと合わせて、来年のお出かけ計画の参考にしてみてください!
Villa Borsani /イタリアー編集長 Atsunobu
この建物の存在を知ったのは、デダールというイタリアのファブリックブランドのカタログ。ミッドセンチュリーのリバイバルを象徴したヴィジュアルにたいへん感動しました。このカタログで使われていたのが、この建物だったのです。以来、いつかは訪れたいと思ってい続けていたのですが、今年、ミラノサローネで、ついに夢が叶うことに!家具ブランドの展示会場になっていたのですが、各スペースと各家具ブランドの展示のバランスも含めて、ここ数年の50~60年代のレトロな雰囲気、そして70~80年代の芽生えと「素材感のあるシルバー」など、まさに「今」を表現していました。ミラノ中心部からクルマで30分くらいかかりますが、体感する価値アリです!
大宰府天満宮/福岡県ーエディター Seiko
今夏の福岡出張の折、帰りに1人で大宰府天満宮へ立ち寄りました。ちょうど本殿は124年ぶりの大改修中。現在は2027年までの期間限定で藤本壮介さんが設計した仮殿です。その「浮かぶ森」を戴いた超レアな社殿の姿をこの目で見ておきたいと思ったのが今回の訪問の最大の理由でした。到着後、まずは想像以上に植物が生い茂った姿にびっくり!仮殿は背後の森にすっかり溶け込んでいて、案外、古代のお社はこんなふうに自然と同化した素朴なものだったのかも……などと考えつつ、ありがたく参拝。名物の梅ヶ枝餅も焼きたてをいただき、眼福&口福で大満足の参拝となりました。 福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
The Radio House/コペンハーゲン ーエディター Saori
今年、10年以上ぶりにデンマーク・コペンハーゲンを訪れました。今回の訪問では、念願のラディソンブルロイヤルホテルで606号室を見たり、ミッケラー本店やアトリエセプテンバーを訪れたりと、行きたかった場所をいろいろ訪ねてきたのですが、なかでもいちばん行きたかったのが、ヴィルヘルム・ラウリッツェンが手掛けたラジオハウス。 もともとデンマークの国営放送局(ラジオハウス)として建てられたもので、現在は音楽学校として利用されています。ラウリッツェンの少し色気のあるデザインが大好きで、この建物のためにデザインされた同じ名前のペンダントランプも自宅で愛用していて、オリジナルを一目でいいから見たい!と訪れてみました。写真は、外からちらりと見える、「VL45 ラジオハウス ペンダント」がたくさん吊るされているところ。ここから多くの彼のデザインが生まれたのね!と大感動でした。