ドウグラス・ルイス、板倉滉…… シティがトップチームで出場機会のない選手を売却して得た移籍金は2億5000万ポンド以上に
売却にも力を注いでいる
マンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティのコミュニティ・シールドはPK戦の末、シティが勝利を掴んだ。 PK戦はシティの1人目ベルナルド・シウバが外し、ユナイテッド優勢かと思われたが、4人目のジェイドン・サンチョのシュートがエデルソン・モラレスに防がれてイーブンに。最終的に各チーム8人、計16人がPKを蹴り、決着がついた。 これは周知の事実だと思うが、シティの勝利に繋がったPK失敗のキッカーであるサンチョは元シティの選手だ。とは言ってもシティ時代にトップチームでのプレイ経験はなく、1000万ポンドの移籍金でドルトムントに売却されている。 シティはサンチョのようにトップチームで起用されていない選手を売却し、巨額の移籍金を稼いでいる。英『Football365』の集計によると、ペップ・グアルディオラ就任後の8年間で、44選手を売却し、2億5000万ポンド以上の移籍金を得たようだ。 ジェイムズ・トラッフォード→バーンリー、1500万ポンド ドウグラス・ルイス→アストン・ヴィラ、1200万ポンド ペドロ・ポロ→スポルティング・リスボン、760万ポンド 板倉滉→ボルシアMG、420万ポンド ジェレミー・フリンポン→セルティック、100万ポンド 上記の5選手はその一例だ。たったの100万ポンドで売却されたフリンポンは現在レヴァークーゼンで欠かせない選手に成長しており、もし手元に置いておけばシティの戦力になったかもしれないが、たらればの話をしても仕方ない。 トップチームでの出場数はゼロではないが、ほとんど出場していないロメオ・ラヴィア(現チェルシー)のような選手はここには含まれておらず、ここ8年間での総売却益はかなりの額が見込めそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部