BMW離脱のマルタンがメルセデスAMGのファクトリードライバーに。WECにも出場へ
メルセデスAMGは、2025年シーズンのファクトリードライバー・ロスターにマキシム・マルタンとジェイデン・オジェダを追加した。 【写真】グッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシングの00号車メルセデスAMG GT3 2019年スパ24時間 オジェダは近年メルセデスAMGのマシンを頻繁に運転してきたが、注目の契約選手であるマルタンは、ファクトリードライバーとして2度目の在籍期間を終えてBMWを離れると発表された直後、メルセデスAMGへの加入が発表された。 また、ゲットスピード・パフォーマンスは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースで、マルタンがGTDプロクラスへの参戦ラインアップに加わると発表した。マルタンはアンソニー・バートネ、ファビアン・シラー、ルカ・ストルツとともに、メルセデスAMGデビューを果たすことになる。 さらにこのベルギー人ドライバーは、WEC世界耐久選手権でアイアン・リンクスのLMGT3チームの一員となる。 マルタンとオジェダは、ラルフ・アロン、フィリップ・エリス、マーロ・エンゲル、マキシミリアン・ゲーツ、ジュール・グーノン、ミカエル・グレニエ、シラー、シュトルツからなる既存のファクトリー・ロスターに加わる。 この2025年ロスターで注目すべきは、グーノンはWECでアルピーヌとフルタイムの契約を結んだにもかかわらず、メルセデスAMGとの契約は継続すること。そして、ダニエル・ジュンカデラが2013年にDTMで始まった同ブランドとの長い関係を終え、同陣営を去ったことだ。 メルセデスAMGはさらに、ドライバーラインアップを「徐々に拡大していく」と述べている。 [オートスポーツweb 2024年12月16日]