【ハイライト動画あり】Aシード3校、Bシード5校がベスト8に進出。全国高校ラグビー大会 3回戦
後半、報徳学園もWTB長一輝(2年)のトライで一矢を報いたが、東海大大阪仰星がさらに1トライを重ねて31-5で快勝した。
第3試合は前回大会準優勝の東福岡(福岡)と、茗溪学園(茨城)が対戦。Bシード同士が激突した。なお、昨季も両校は対戦しており、東福岡が勝利していた。
東福岡は序盤からボールをつなぐアタックが機能し、WTB平尾龍太(2年)の連続トライなど、前半5トライを挙げて31-7とリードし、後半もHO須藤蒋一(2年)など、2トライを重ねる。一方の茗渓学園は、WTB大野陽世(3年)のトライなどで追い挙げたが及ばず、東福岡が41-28で勝利を収めた。
第4試合は9大会ぶりに3回戦に進出した関商工(岐阜)が、Aシードの石見智翠館(島根)にチャレンジした。
接点、展開力で上回る石見智翠館は、序盤からボールを動かし、WTB吉岡聖太(3年)、SO新井竜之介(3年)がそれぞれ2トライ挙げるなど、15トライでを圧倒。95-5で大勝した。関商工はNO8(ナンバーエイト)各務陽向(3年)が1トライを挙げるのがやっとだった。
◆第3グラウンド結果 ○大分東明(大分)41-12 國學院久我山(東京第2)● ○東海大大阪仰星(大阪第2)31-5 報徳学園(兵庫)● ○東福岡(福岡)41-28 茗溪学園(茨城)● ●関商工(岐阜)5-95 石見智翠館(島根)○
3回戦8試合が終わり、ベスト8が出揃った。ノーシード校はすべて敗退し、Aシード3校、Bシード5校が準々決勝に進んだ。各チームの主将によって抽選された1月3日の対戦カードは以下の通りとなった。
◆準々決勝 組み合わせ ・10:30 大分東明(大分/Bシード)vs.常翔学園(大阪第3/Bシード) ・11:55 東海大大阪仰星(大阪第2/Bシード)vs.東福岡(福岡/Bシード) ・13:20 大阪桐蔭(大阪第1/Aシード)vs.桐蔭学園(神奈川/Aシード) ・14:45 國學院栃木(栃木/Bシード)vs.石見智翠館(島根/Aシード)
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁