雛形あきこ、愛車歴を初披露 豪華オープンカーからスタートした遍歴とは
愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第58回。前編では、俳優の雛形あきこさんが、かつて乗っていたオープンカーと久しぶりに再会! 【写真】雛形さんの愛車歴(18枚)初マイカーとの共演がゴージャス&エレガント過ぎる!!!
仕事で免許を取得!?
中学生のときにテレビドラマでデビューを果たし、間もなくグラビアの仕事も始めた雛形あきこさんは、18歳の時点では超多忙だったという。けれども、どうしても運転免許がほしかったと振り返る。 「父がクルマ好きで、小さい頃は(日産)『ブルーバード』でよく出かけました。“DATSUN”のロゴをよく覚えています。出かけるなら自分たちのクルマで……というイメージが刷り込まれていたので、18歳になったら絶対に免許を取ろうと決めていました」 ブルーバードがダットサンのブランドで販売されたのは、1983年まで生産された6代目(910型)が最後だから、おそらく“910ブル”だったと推察する。 免許を取りたかった雛形さんではあるけれど、前述したように当時は時間的余裕がなかった。そんなある日、朗報が舞い込んだ。 「18歳の頃はグラビアのお仕事もあったし、ドラマもバラエティーもやらせていただいて、とにかく忙しかった記憶があります。ある番組の企画で、運転免許の取得に密着というのがあって、お仕事で免許が取れることになったんです。18歳の後半で、実際に免許証をいただいたのは19歳になっていたかもしれませんが、とにかくうれしかったですね。たしか、試験でつまずいたり実技の時間をオーバーしたら駄目、みたいなルールがあったような覚えもあります」 教習所に通いながら、雛形さんは最初の愛車になにを選ぶか、思いを巡らせたという。 「番組の企画の関係で短期間で取得しなければいけなかったので、AT限定免許でした。本当は(日産)『スカイラインGT-R』も格好いいなぁと思っていたんですが、当時のGT-Rはマニュアルしかなかったので……」 雛形さんが19歳ということは1997年だから、スカイラインGT-Rは4代目のR33だ。もしマニュアルで取っていたら、最初の愛車がR33のGT-Rだった可能性もある。あの尖ったクルマと雛形さんの組み合わせは、それはそれで似合いそうだ。