値上げの幅を誤れば生活者の購買意向が大幅に低下する恐れ 利益減のリスクを回避するソリューションを提供 インテージ・EDI
値上げの幅を誤れば生活者の購買意向が大幅に低下し、競争力の喪失や市場シェアの急減につながる可能性がある――。 利益を確保するための値上げがかえって利益減を招くといったリスクを避けるための新プライシングソリューション「BDMオークション」が提供開始される。 これは、インテージと社エコノミクスデザイン(EDI)が業務提携し、経済学の知見を活用した価格調査手法を日本の消費者において適用できるように実用化したもの。 ノーベル経済学賞を受賞したVickreyのオークション理論に基づいた精度の高い価格調査手法となる。 オークション形式の調査を通じて、参加者に実際にお金を使う決断を求めることで、仮想環境下でも正確に消費者の支払意思額(WTP)を測定する。 当面は日用雑貨・化粧品業界向けに提案し、今後幅広い業界への展開も検討していくという。