高2の水田結依、中3の生駒留菜が挑む『スタンレーレディスホンダ』。本大会に参戦する意気込みや、彼女らの魅力を深堀り!
今年の8月20日~23日に東名CCで行われた「第27回 ゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップ」で優勝を果たした水田結依さん(15‐17歳の部)と生駒留菜さん(12‐14歳の部)。優勝の特典として、10月4日から開催される「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」へ出場する。GDジュニアカップではそれぞれ、6アンダーと5アンダーという好成績を残しているが、女子レギュラーツアーのコースコンディションにどのような調整をしているのか。彼女らに今大会に対する意気込みや、自身の注目ポイントなど、様々な質問をぶつけてみた。
生駒留菜さん
▼プロフィール 2009年5月9日生まれの15歳。名古屋市立御田中学校3年。今年6月に開催された「ジャカルタ世界ジュニアチャンピオンシップ2024」に日本代表として出場。身長152cmと小柄ながらもドライバーの飛距離は230Yほどという。
8月のGDジュニアカップ優勝時のセッティングと今回の違いを生駒留菜さんは、「ジュニアの試合と違ってグリーンが硬いので、ウッドとか全然止まらないので、ちょっと苦戦しています(笑)。グリーン周りでどのくらいリカバリーできるかが鍵になりそうです」とやはり女子レギュラーツアーとなると厳しそうな印象を持っていた。 「速いグリーンの対策は、できるだけ手前から転がして乗せるとかですかね。ウッドとかだとそのくらいしかできなかったりするので…...。アイアンは高い球で打てるのですが、とりあえず手前手前の意識で練習ラウンドをしました。グリーンを外した場合のアプローチ、速いグリーンに対応するためパッティングも入念にチェックしました」 小柄ながら平均230ヤード前後の飛距離を持つ生駒さんの飛ばすコツは、「切り返すリズムがちょっとずれちゃうと曲がったりしてしまうので、何も考えず振り切ったほうがしっかり当たって飛ぶんで、思い切り良くスウィングしてます。ドライバーは深くは考えてないですね、振る時はしっかり振るって感じです(笑)」。 「注目してほしいところかぁ……。やっぱりレギュラーツアーのセッティングとなると、パーオンする確率が減ってくると思います。アプローチや小技を上手く使えたら良いなと思っているので、そのあたりを見てくれたら嬉しいなと思います(笑)」 最後に、誰と回りたいかと言う問いには「山下美夢有選手ですね」と即答で答えた生駒さん。その理由は、「体格は全然違うのですが、身長や小技など、プレースタイルがとても参考にしています。一緒に回りたい ! 」と意気込んでいた。目標は予選通過、そしてローアマを狙っている。 今大会で憧れの山下選手と回れるか。中学3年生が挑む初のレギュラーツアーに注目だ!