見たい「初夢」を自在に見るための「ちょっとした工夫」…食べ過ぎない、イラストを描く、身体の一部を動かす
日本人が一生のうちに夢を見ている時間は、6年~7年半という。長きにわたる夢の時間を楽しまない手はない。少しの工夫で夢は操れるのだ。 【マンガ】追いつめられた女性が「メンズエステ」の世界で味わった「壮絶体験」 前編記事「2025年は縁起の良いスタートを切ろう!どうすれば「最高の初夢」を見られるのか?」より続く。
簡単なリラクセーションも有効
年末年始はついつい飲み過ぎたり食べ過ぎたりして、そのまま眠りがちだ。それでは決して縁起の良い初夢は見られない。 「胸やけや食べ過ぎ、空腹過ぎる状態は夢に反映されてしまいがちです。空腹で眠ると、食べても食べても満たされないといった悪夢になるかもしれませんね。 アルコールは寝つきが良くなりますが、早朝に覚醒しやすい。喉の渇きや吐き気は睡眠の質を低下させ、悪夢をもたらすことが指摘されています。 寝室はある程度、外部からの光や音を遮ることができたほうがよい。布団は重すぎず、ちょうどよい温湿度に保てるものを準備しましょう。 膀胱に尿がたまる感覚によって覚醒しないように、しっかりトイレに行っておくことも意外と重要。尿がたまると、トイレにまつわる夢を見がちです」(松田氏) 良い夢を見るためには、スマホで動画などを見ながら眠りに落ちるのは避けよう。脳や目への負担を避けることが深い眠りと良い夢には欠かせない。 それらに加えて、眠る前の簡単なリラクセーションも有効だと松田氏は続ける。 「身体の一部分ごとに力を入れた後で、筋肉を弛緩させることを繰り返します。一例として、手のひら→腕→肩→背中→首→顔→腹→足→全身の順に行ってみる。 最終的には、リラックスした状態で自然な鼻呼吸をしながら、脱力させる動きとともに脱力感を味わうとよいでしょう。眠る前に心地良い睡眠のためのルーティンを自分なりにつくることが大切なのです」 アロマなどで好きな香りを焚くのも効果的という。 見たい夢を具体的にイメージすることを習慣化していくのも良策だ。夢のストーリーは何か引き金になる出来事に影響されやすい傾向がある。