アラサー女優、潮みか グラビア経験もなく温泉ロケ挑戦
20代後半から30代前半にかけてのいわゆる“アラサー女優”は、それなりに場数を踏んでいることもあって芸能界で重用される傾向にある。大阪府出身でただいま29歳の潮みか(うしお・みか)もそんな女優の一人だ。15歳のとき第30回ホリプロタレントスカウトキャラバンのファイナリストとなり、以後キャリアを重ねて、現在は2004年に京都で誕生した劇団「悪い芝居」に所属、地道に活動の幅を広げている。今回、配信番組の入浴シーンに初チャレンジしたという潮に話を聞いた。 【写真特集】「たくさんの人に見て欲しい」潮みか
観月ありさに憧れた少女の頃
「グラビアもやったことがないのに入浴シーンの撮影で、最初はどうなることかと心配だったのですが、スタッフの皆さんが盛り上げてくださって、気がついたらあまり緊張することもなく、とにかく風光明媚な小湊温泉(千葉)を楽しんでいました(笑)」 屈託なく笑う。芸能界では売り出しにグラビアを利用するケースも珍しくない中、身長162センチでファッションショー出演経験もあるプロポーションながら、これまで芝居一筋でキャリアを積んできたという。 「子どもの頃、『ナースのお仕事』が大好きで、観月ありささんに憧れていたんです。よく母親や近所の人が『みかちゃん、これ受けてみたら』ってオーディションの情報を持ってきてくれたのですが、当時は引っ込み思案だったのでなかなか。中2のときホリプロタレントスカウトキャラバンを受けた際も、『これ受けたらお母さんが喜んでくれるかな』っていうぐらいのテンションでした」 しかしそれが、大きな転機になった。 「ファイナリストに残ったので、東京合宿に参加できたんです。そこでお芝居など一通りやるのですが、その間ずっと取材を受けたり撮影されたりっていう環境を体験して、正直いろいろ構ってもらえるから、『女優っていいな、女優になりたいな』って思ったんですよね。それだけにグランプリを取れなかった悔しさが、もう想像以上だったんです。以後、バレエや芸能のレッスンを進んで受けるようになりました」