【プレビュー】連敗止めたシント=トロイデン、守護神・小久保玲央ブライアンの活躍に期待。大南拓磨はデビューなるか | ベルギーリーグ
2024-25シーズンのベルギーリーグ第5節が日本時間8月25日から8月26日にかけて開催される。 ■ウェステルローvsルーヴェン 開幕3連勝と好スタートを切ったウェステルロー。しかし、前節はヘント相手に1-4と完敗を喫し、勢いを削がれた感は否めない。 一方のルーヴェンは今夏に川崎フロンターレからDF大南拓磨が加入。明本考浩と合わせ、2人の日本人選手が在籍する。ここまでは1勝3分けと引き分けが先行する中、明本は本職ではない最終ラインで4試合にフル出場。純粋なDFである大南の加入はチームにとって救いとなるはずで、今節のデビューにも期待だ。 ■シント=トロイデン vs ユニオンSG 開幕から4試合勝利がないシント=トロイデン。前節は昇格組であるデンゼルに終盤までリードしながら、終了間際の失点で3-3のドローに終わっている。前節からGK小久保玲央ブライアンがゴールマウスに入り、新天地デビュー。しかし、3失点という結果かわもわかるように課題は山積み。セービングはもちろん、フィードでもチームを助けたいと話す。ここまでは4試合すべてで失点を喫しているだけに、後方の安定がチームを救うことになるはずだ。 一方のユニオンSGはここまで4位。前節はシャルルロワを相手に無失点勝利で今季2勝目を挙げた。日本代表DF町田浩樹も3バックのセンターとして安定した守備を見せており、引き続きチームのキーマンとなりそうだ。 ■シャルルロワvsコルトレイク 開幕から2勝2敗の8位シャルルロワと対戦するのが9位コルトレイク。3人の日本人選手を抱えており、シャルルロワ同様2勝2敗のスタートとなっている。 とりわけ藤井陽也と金子拓郎は定位置を確保しており、存在感を発揮。金子は早くも1ゴールを挙げる活躍を見せ、新戦力としてまずまずのスタートを切った。一方の藤井も5バックの一角として奮闘しており、大型CBとしてなくてはならない選手に成長。高嶺朋樹に関しても途中出場など試合に絡んでおり、彼らの活躍がコルトレイクの浮沈のカギとなりそうだ。