“琉球手技”で沖縄・東京ともリピーター続出 予約がとれないトップエステティシャン伊是名祐子さん
沖縄と東京の2拠点で活躍するエステティシャンである伊是名祐子「ビバーチェ ビューティ(VIVACE BEAUTY)」主宰。琉球舞踊の所作を手技にとりいれた独自メソッドも好評で、施術予約は常に1年先まで埋まっていると話す。そんな国内有数のトップエステティシャンである伊是名さんのパーソナルヒストリーを取材した。 【画像】“琉球手技”で沖縄・東京ともリピーター続出 予約がとれないトップエステティシャン伊是名祐子さん
――:伊是名さんがエステティシャンを目指したきっかけは?
伊是名祐子「ビバーチェ ビューティ」主宰(以下、伊是名):もともと母親が化粧品店を営んでいまして。近所の主婦が来店しては、母からパックやマッサージを受けて、その日の出来事などを報告する……幼少の頃からそのやりとりを見ていて、将来はこういう仕事をしたいといった憧れがありました。その後、高校を卒業してから、美容の仕事に携わろうと、エステティシャンとしての勉強を福岡や東京で経験しました。
――:伊是名さんは1997年当時、沖縄では珍しかったラグジュアリーホテル「ザ・ブセナテラス」のスパの立ち上げに参画しましたよね。あの当時はまだ20代?
伊是名:そうですね。まだ24歳でした。当時は東京や福岡でエステティシャンの経験がある人が珍しかったのかもしれません。「ザ・ブセナテラス」のスパを立ち上げるお話をいただいて。それと同時に、自分の実力も高めたいと思い、ホテルで経験を積みつつ、国際ライセンス(CIDESCOディプロマ)も取得しました。その後、32歳の時に那覇市首里でトリートメントサロン「ビバーチェ ビューティ」を設立。それから約10年後の41歳のときに東京に進出しました。東京ではパレスホテル東京にある「エビアン スパ 東京」の技術トレーナーや、アルビオンのスキンケア「インフィオレ(INFIORE)」(現在は取り扱い終了)のメソッド制作監修など、さまざまなブランドとお取り組みをさせていただいています。
――:顧客へのトリートメントは沖縄と東京の2拠点で提供しているとのことですが、1年先まで予約が詰まっているそうですね。