「指がちぎれそう」足指切断の危機もUFCで勝利、痛々しい写真に「よくこれで戦ったな…」
12月15日(日本時間)に米フロリダ州タンパで開催された総合格闘技イベント『UFCファイト・ナイト』のバンタム級マッチでラモン・タベラス(米国)に勝利したデイビー・グラント(英国)が16日に自身のSNSで左足の小指が切断しかかっている写真を公開。試合前の大怪我とのことだが、これに「よくこれで戦ったな」とファンが驚いた。 【フォト】ちぎれそう!足指切断寸前の痛々しい写真、車椅子姿も グラントは13年からUFCに参戦する38歳のベテラン選手。キャリア13勝で11フィニッシュ(4KO・7一本)と高い決定力を誇りアグレッシブな戦いでファンを魅了し続けている。 今回はUFC13戦目で相手はUFC2戦目のタバレス。こちらもキャリア10勝で8フィニッシュ(5KO・3一本)と決定力が高い選手。 試合はスタンド打撃の激闘、強打のパンチを振るタバレスに対し、蹴り技を中心に攻め続けたグラントが判定3-0の勝利を収めた。 グラントの多彩な蹴り技と圧倒的な手数はファンを驚かせたが、それ以上だったのは、試合後にグラントがインスタグラムに投稿した写真だ。 なんとグラントは試合の6週間前に右足の人差し指を骨折し、3週間前には左足の小指を切断寸前まで追い込まれたというのだ。 左足小指の根本からザックリと裂けた傷口の写真を公開すると「よくこれで戦ったな」「まさに戦士だ」などファンが驚いた。 負傷後、欠場しなかった理由は、チームの手厚いサポートと、UFC PIでの適切な治療のお陰だったグラントは説明したが、負傷した足で蹴り続けた彼の強いハートが全てだろう。