長期金利上昇1.135% 13年半ぶり高水準
6日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(376回債、表面利率0.9%)の利回りは上昇した。終値は昨年12月30日比で0.045%高い1.135%を付けた。日中の取引で終値利回りは1.125%だったが、その後の夜間取引で上昇した。日本相互証券によると2011年7月以来、約13年半ぶりの高水準となった。 米国で年明けに公表された経済指標が堅調な結果となり、米長期金利が高止まりするとの観測が拡大した。日本国債にも売りが波及して利回りが上がった。 大阪取引所10年国債先物の中心限月である25年3月きりは31銭安の141円59銭。