絶賛子育て中の人気ライター「ヨッピーさん」直伝 「育児の緊急事態」を乗り切るためのマインド改革
「こだわり」に優先順位を
ヒアリングした人の中に、「共働きで5人の子どもを育ててる」というお母さんが居たので、「どうやってそれをこなしてるんですか!?」って聞いたら「ナニー(乳母)さんが常駐してるから……」という答えが返ってきてひっくり返りそうになりました。お金持ちが憎い。 ・どうするべきか というわけでまとめると、 「きれい好きだったりこだわりが強く、そして責任感も強く、でも体力はあまりなく、親や友人とは疎遠で、お金も無い」みたいな人が子育てに突入するとかなり大変だと思います。 逆に言えば、「あまりこだわりが強くなく、周囲を頼る事に抵抗がなく、本人は体力ゴリラで親や友達が近くに住んでてお金もある」という人はかなり楽勝なはずです。 なんとなく、地方に住んでいるマイルドヤンキーと言われるような属性の人が、子だくさんで楽しく暮らしているように見えるのはこの属性の違いみたいなのが大きいのかなと思っております。 なので、「どうも私は子育てに苦労するタイプっぽいぞ」と思った人は、色々と意識を改善しておきましょう。 こだわりが強い人は、パートナーと相談しながらその「こだわり」に優先順位をつけて、出来ないことはすっぱり諦めるのか、それともお金を投入してなんとかするのか、「出来ない時にどうするか」を決めておくなどある程度整理しておくのが良いと思います。
打てる手を先に打つ
そしてその「出来る・出来ない」をパートナーさんと共有して意識を擦り合わせておくと困った時に「助けて」「出来ない」とSOSを出しやすいのではないでしょうか。 まあ、親が大変なだけなら「しょうがない」と割り切って気合いで乗り切るパターンもあるかもしれませんが、親に余裕がないせいで争いごとが増え、家庭内がギスギスしてしまったら子どもの成長にも悪影響なので、「ニコニコしながら出来ないのであれば、すっぱり諦める」というマインドが良いのではないかと思っています。 そして親や友達が近くにいるかどうか、お金があるかどうからへんは今すぐ何か出来るような話ではないので、親や友達の支援、お金での解決が望めないのであれば、ある程度「自分は子育てにおいて不利な状況にあるぞ」というのを自覚して、行政のサポートを事前に調べておいて登録を済ませておくなど、打てる手を先回りして打っておくのが良いと思います。