「休むなら代わりを見つけて」「社員の手を煩わせないで」ワーママの苦悩…それでもワーママでよかったこととは!?【作者に聞く】
7歳差の男の子兄弟を育てているヨカ(@yoka9003)さんは育児や家事、ワーママとして働く日々の“あるある”を漫画にしてInstagramで発信しており、その漫画は多く人の共感を得ている。今回は、ヨカさんが「ワーママになってよかったこと」を漫画で紹介。実はヨカさん、以前は某大手企業の店舗でワーママとして働いていたそうなのだが、その職場ではワーママに対する理解がなく、子どもが発熱して休みを申し出ると「休むのであれば代わりにシフトに入れる人を自分で見つけてください」と突き放されたり、「あなたの休みの代わりを手配するために社員の手を煩わせないでください」と怒鳴られたりして、休みを申し出るたびに神経をすり減らしていたそう。現在は理解がある職場に勤めており、そういう職場のヨカさんなりの見分け方のポイントなども描いている。 【漫画】本編を読む この漫画をInstagramにアップすると、多くのワーママたちから共感のコメントが続出。「メリハリは分かります」「家族以外の人と話すのって大事だなぁと実感してます」「私も働いている方が好きなのでめちゃわかりますー!」「すべてに共感です!仕事で外に出ることでルーチンができあがりますよね」などの声の中には、専業主婦の人からの「今私は絶賛ダラダラ中なので、ワーママのメリットってたくさんあるんだなぁと思いました」というワーママへ興味を示したという声まで届いた。 一番反響が大きかったのは、やはり冒頭で書いた「理解ある職場」について。ヨカさんが勤めていた前職場でのエピソードを受けて「そんな嫌な事を言われたら仕事のテンションも下がるのに!」「前の職場での言葉はつらかったですね」と同情する声や、「職場の理解。コレ必須ですよね」「理解ある職場は宝です」というワーママとしてさまざまな職場を経験してきたであろう人たちからの言葉なども!この漫画についてヨカさんに話を聞いてみた。 ――前の職場は大変そうですが、今の職場はとても環境がいいみたいですね。 はい。毎日楽しく仕事に行かせてもらっています。この職場に出合う前までは長い間、職探しをしていて、条件が合わずに落ちまくり、ついでに暗黒面にも堕ちていました。今の仕事に就いて、私はやっぱり外で皆でワチャワチャしながら仕事するの好きだな~って思いました。 ――現在の職場はどんな職場ですか? 今の職場は地元密着型のスーパーで、子育て中の方や子育てを経験したパートさんがたくさん働いてます。なので、子どもの病気や学校行事で休むことにめちゃくちゃ理解があります。おかげさまで、無理なく仕事もできるし、子どもたちにもちゃんと関われるし、ほどほどにリフレッシュもできています。ありがたいです~! ――それは、働くことが楽しくなりそうですね。 はい。例えば、職場のエリアで局地的な大雨が降った日があるんですが、排水溝が詰まって水が逆流したりして、普段経験しないことにプチパニックになったりもします。業務時間も1時間オーバーで大掃除をして帰ることになったり…でも、そういう毎日も新鮮です。 ――ワーママでよかったことを漫画でいくつか上げていただいていますが、特にヨカさんが一番よかったと思うことはどれですか? これは悩みます。効率よく時間が使えるようになったから生活にメリハリも出て、子供にしっかり向き合える時間も取れるようになりました。混ざってますが「メリハリがつくこと」かと思います。 ワーママで、しかも“ほぼワンオペ”での育児をがんばるヨカさんの育児漫画は、タメになる話はもちろん、親とはいえちょっとダメなところや失敗談なども楽しく漫画化されていてフォロワーも多い。育児中のママは、隙間時間にちょっと覗いてみるとおもしろいかも! 取材協力:ヨカ(@yoka9003)