3つ子と双子を連続で授かり、長男を含め全員が男の子の6人のママに。「妊娠できない可能性を言われたことも」予想外だけど幸せな日々【多胎の妊娠・出産体験談】
大阪在住のYuriさんは6人の男の子ママ。実はお子さんたちは、長男以外の二男・三男・四男が3つ子で、五男・六男が双子なんです。インタビューの前編では2回の多胎妊娠生活のお話とそれぞれの産後のお話を聞きましたが、後編では6人のキャラクターや子どもが6人いて大変なこと・よかったこと、多胎育児のサポートについて思うことなどをテーマに、お話を聞きました! 【画像】双子は38週の出産で、1人は3000g台、もう1人は2700g台。そのときのおなかの様子
長男、3つ子、双子。それぞれのキャラクターがまったく違う!
――6人のお子さんのそれぞれのキャラクターを教えてください。 Yuriさん(以下敬称略) 長男のるいは6人のボスです。下の子みんな「お兄ちゃんが言ったことは絶対!」という感じ。たとえば彼がお泊まり保育で家を留守にするとなると、3つ子たちが急にわちゃわちゃ騒ぎ出すんですけど、長男が帰宅した途端、ピシッと態度が変わります(笑)。そんな絶対権力を持っている長男ですが、だれよりもまわりを気にして動くのも彼で。たとえば、双子が歩いていて急にこけると、ぱっと走って行って助けてくれますね。 3つ子は、二男のりきがシャイで内気なタイプ。3人の中ではいちばん泣くことが多いかな? 三男のつきはマイペースで、よく調子に乗るおちゃらけタイプ。四男のときは元気で活発な性格です。 双子は、五男のすいがおっとりと穏やかな性格ですべての行動がゆっくりめ。逆に六男のらいはやんちゃ坊主で、気が強い!たとえば、五男は手に持っていたものを急に隣からとられてもぼーっとしていますけど、六男は相手が兄でも負けずに戦闘モードに入ります(笑)。
男の子ばかりでケンカがハードに。6人いるからこその対処方法も…!
――普段、6人のお子さんを育てながら大変と思うことはどんなことですか? Yuri 兄弟ゲンカが起きたときですね。今、長男が小2、3つ子が年長ですが、最近、子どもたちのケンカがハードになってきました。この前も車で移動中に突然3つ子同士のケンカが始まったんです。1人が手を出して、ケンカ相手の別の3つ子の鼻にヒットしてしまい、鼻血が出て大騒ぎ…! ――それはたいへん! Yuri そうなんです。だけどそのときに長男がいち早く「ティッシュ!ティッシュ!」と、ティッシュを手に持って鼻血が出た子に渡してくれたんですよ。普段はケンカの輪に真っ先に入るタイプなのに。お兄ちゃんしているなぁって、成長を感じました。 ――ケンカをふっかける子がいて、迎えうつ子がいて、ケアしてくれる子もいる。きょうだいの中で小さな社会ができている感じがしますね。 Yuri そうですね。同じような感じで6人いると、ケンカをしても遊び相手に困らないんです。たとえばある子と別の子がケンカをする、それで表面上仲直りはするけど、実はまだ心の中では相手のことを許しきっていないから、一緒に遊びたくないときがあるじゃないですか。だけど、その2人で遊ばなくても別に4人いるので、ほかの子と遊べばいい。実際、子どもたちもすぐに切り替えて、別の子と遊んでいます。そういう場面を見ると、きょうだいの人数が多くて、よかったねと思います。