3つ子と双子を連続で授かり、長男を含め全員が男の子の6人のママに。「妊娠できない可能性を言われたことも」予想外だけど幸せな日々【多胎の妊娠・出産体験談】
持病があり、ハードルの高い妊娠。6人も恵まれるとは思いも寄らず…
――Yuriさん自身、結婚して6人のお子さんに恵まれると思っていましたか? Yuri いいえ。私、もともと子どもが大好きで子どもを持つことに憧れてはいたんですが、多嚢胞性症候群(たのうほうせいしょうこうぐん)のことが高校生のときにわかって、しかもそれが結構重度なほうで妊娠自体できない可能性もあると言われていたんです。万が一、妊娠できたとしてもかなり苦労して、1人か2人がやっとというイメージでした。そんな事情があるので、6人も生まれると思っていなかったし、予想外にたくさん子どもに恵まれてうれしいです。 ――みんなママのこと、大好きそうですね。 Yuri どうかなぁ(笑)!何かにつけ「ママ!ママ!」とは言ってくれます。私が何もしていないときに急に寄って来て「ママ、肩たたきしようか?」なんて言ってくれて、やってくれます。好きでいてくれているんだなという気はしますね。 ――最後に現在、多胎妊娠をしている妊婦さんや実際育てているご夫婦にメッセージをお願いします。 Yuri 妊娠中って不安なことがたくさんあってなんでも検索してしまうと思うし、実際今は情報があふれているじゃないですか。だけど、あれもこれもと全部うのみにしなくてOKです。産んだら、なるようになります! あとは双子や3つ子の赤ちゃんが全員泣いていたって大丈夫。泣き声を聞いて気持ちが暗くなるくらいなら、ちょっとの時間、1人でトイレにこもって、自分の好きな音楽を聴いて戻るのも全然ありだと思います。 もちろん、私も最初は赤ちゃんの泣き声をとても気にしていたので、初めから気にかけないのは難しいことかもしれません。ただ、泣いているだけでは死にませんし、それこそ赤ちゃんは大きな泣き声をあげるほど元気に生きている!だから本当に大丈夫ですよ。ママ・パパは追い詰められないよう気分転換しながら、毎日を乗りきってくださいね。 お話・写真提供/Yuriさん 取材・文/江原めぐみ、たまひよONLINE編集部 「最近、上の4人が双子の着替えなど、育児のお手伝いをしてくれるんです。私に『こっちはやっておくから、ママはやることやってていいよ!』なんて声をかけてくれますね」と話すYuriさん。子どもたちもきょうだいの多い日々の暮らしから、学ぶものが多いんだろうなと感じました。これからも6人それぞれの成長が楽しみですね。
Yuriさん(ゆり)
PROFILE 大阪在住の30代、6人の男の子のママ。2016年に長男・るいくん、2018年に二男・りきくん、三男・つきくん、四男・ときくんの3つ子、2023年に五男・すいくん、六男・らいくんの双子を出産。共働きで現在は育休中。パパと子どもたちと8人で暮らしている。 ■YuriさんのInstaglam @ki____pe.11 ●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。 ●掲載している情報は2024年11月現在のものです。
たまひよ ONLINE編集部