JFA宮本会長が“ガンバの後輩”稲本潤一の引退に想い伝える「イナみたいなスケールの大きな選手を育ててくれることを期待」
「日本の躍進に貢献。嬉しく感じたことも記憶に新しい」
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が12月4日、自身のインスタグラムで同日に現役引退を発表した稲本潤一にメッセージを送った。 【画像】若き日の宮本恒靖&稲本潤一 宮本会長と稲本はガンバ大阪でチームメイトで、日本代表でも共闘し、ワールドカップでは02年日韓大会、06年ドイツ大会にともに出場した。 3学年下の後輩に対して宮本会長は「長い間の選手生活おつかれさまでした」と労い、「イナが19くらいのとき、ピッチで一緒にプレーしていて規格外のスケールの大きさを感じて、『早く海外に行け』と言った記憶があります」と回想。こう続ける。 「実際にヨーロッパでプレーして更に成長して、2002年のワールドカップではベルギー戦で、そしてロシア戦でみんなの記憶に残るようなゴールを決めて日本の躍進に貢献してくれました。代表でもクラブでも一緒にプレーしたチームメートとして、そしてガンバ大阪アカデミーの先輩として嬉しく感じたことも記憶に新しいです」 そして最後に「今後指導者の道を歩むということなので、イナみたいなスケールの大きな選手を育ててくれることを期待しています」と綴った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部