【草津レイプ虚偽事件】デマに便乗して人を叩いて開き直るアクティビストから学ぶ、デマやフェイクに「騙されやすい人」の特徴
騙されやすい人の特徴とは?
今回のようなフェイクに騙されやすい人たちに共通しているのは、 「だったら良いのになあ」 を「だった」に脳内変化しちゃう、という点。本当は違うかもしれないのに「でも、もしそうだったら都合よいなあ……」という気持ちが抑えられない人たちとも言えます。 これは認知バイアスと呼ばれる、強弱はあれど、人間だれしもが持っている特性(「信じたいもの」を選び、それを信じてしまう)なので、ある意味仕方ないし、恥ずかしいことでもありません。 恥ずかしいのは自らの誤りを認めず、指摘を受け入れられず、意地を張ってしまう振る舞い。反省できなきゃ、いつまでたっても情報リテラシーなんて得られません。騙されるより騙されない方が圧倒的に良いんだから、次から気を付ければ良いだけです。 とは言え……意地っ張りだとしても、あの事件に言及するだけまだマシですよね。当時あのバッシングに加担した他の面々は、その殆どが未だダンマリ、詫びることもせずシレっと過ごしています。そっちの方が圧倒的にタチが悪い。社会的にかなりご立派な肩書をお持ちの御仁もいるんですけど、謝ると死んじゃう病なんでしょうか。 ちなみに、フェイクニュースにはたいてい「許せない」とか「誰も知らない」といった拡散させたくなる要素が含まれています。つまり拡散させたい、知らせなきゃ、と思わせる情報はフェイクである可能性も高いということ。これを覚えておくだけでもかなり違います。 誰だってフェイクに騙され、やらかす可能性がありますからね。明日は我が身。ホント気を付けましょう。 Text:小木曽健(国際大学GLOCOM客員研究員) ※本記事のタイトル・画像はFORZA STYLE編集部によるものです。
小木曽 健