実は8人家族!? 40年の時を経て明らかになった「コアラのマーチ」の家族構成と伝説の「まゆげコアラ」の真相とは
「コアラのマーチ発売当初、12種類だったコアラのうち、トランペットを吹いているコアラがいました。実はその子だけまゆげが太くてかわいいと評判になり、1990年頃に女子高生の間で“まゆげコアラ”を見つけると幸せになれる、といった噂が広がり、一気に話題となりました。 ただし、いわゆる“まゆげコアラ”と呼ばれてはいますが、実はあれはまゆげではありません。トランペットをがんばって吹くときの眉間のシワがまゆげに見えるというだけでした。それに“まゆげコアラ”が特別レアというわけでもなく、常に同じ数の絵柄を機械で生地にプリントしています。レア度を意図的に作るようコントロールしたことはありません」(ロッテ担当者)
まとめ
「コアラのマーチ」の家族が明らかになったところで、改めて「コアラ柄の謎」にも話題が集まる今ですが、肝心の商品自体にも新作が。
従来の「コアラのマーチ<チョコ>」に加え、新作の「コアラのマーチ<ソーダフロート>」も登場したのです。これはロッテ初の水色ビスケット生地を採用したもので、夏場にぴったりの一品です。
ロッテ担当者は40年の節目に、記念すべき新作をリリースできたことと合わせて、最後にこんな話をしてくれました。 「40年という長きにわたって、多くの方に『コアラのマーチ』をご愛顧いただき、ありがたく思っています。これからもお子さんにも大人の方にも楽しんでいただける企画や商品をお届けしていきたいと考えています」 ロッテの代表的商品「コアラのマーチ」。これからも世代を超えた多くの人たちにとっての「仲良しの友達」として寄り添い続けて欲しいと願っています。
取材・文=松田義人(deco)