売り切れ続出「KATEリップモンスター新作」“元祖”とどう違う? 意外と不便な点も…47歳の正直感想
元祖リップモンスターとどこが違う?
気になるのは、元祖とどう違うかですが、仕上がりや商品特徴についてはすでに紹介しましたので、ここではパッケージや発色などを比較していきます。 パッケージは、元祖よりもスリムな形状で、直径は1.3mm程度。ペンのような太さでペンよりも短いコンパクトさで、バッグの内ポケットにも入れやすいサイズ感です。 中身はどちらも繰り出し式ですが、注意したいのは元祖と異なりツヤバースは繰り出したら戻すことができないこと。そのため、使い切れる程度を繰り出して使う必要があります。
濃厚でウエットなツヤが出る
次に発色やツヤ感など仕上がりについて比較してみました。 元祖の「リップモンスター 14 憧れの日光浴」と「リップモンスターツヤバース G03 99.9℃」をそれぞれ腕に3度塗り重ねた状態で比較したところ、元祖が均一に薄く塗れている反面、ツヤバースは最初に塗ったときにべたっとついた関係でムラになっていました。 しかし、実際に唇に塗った際には唇に赤みがあるせいかムラが多少出ても気になりませんでした。それでも、強く唇に押し付けないように塗ることが美しく仕上げるコツです。 元祖にもツヤ感はありますが、ツヤバースのほうが濃密でウエットなツヤが出ます。ボリュームもツヤバースのほうがしっかりと出ています。 ただし、ツヤバースのほうが粘度が高いため、ややねっとりした印象がつきまとい、カップなどにもつきやすいことからテクスチャーや使用感の好みは別れそうです。
乾燥が気になる季節にぴったりのリップ
発色は、ツヤバースに軍配が上がります。一度塗りでもふっくら感やツヤ感とともにしっかりと見たままの色に発色します。 形状の違いによる塗りやすさですが、ツヤバースはスリムな形状なので、唇が薄く小さな筆者はとても塗りやすいと感じました。 繰り出す程度は、3mmくらいがベストだと感じています。 ツヤバースは発色も使用感もこっくりとした印象があることから、乾燥が気になる季節にぴったりのリップだという印象を持ちました。今後、色展開が増えていくことを期待したいです。 <写真・文/遠藤幸子> 【遠藤幸子】 美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
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