【ボートレース】登玉隼百は常に全速スタート「しっかり行ければいいことが起こる」~桐生ルーキーシリーズ
◆ルーキーシリーズ第21戦(4日・ボートレース桐生・3日目) 登玉 隼百(25)=兵庫(4日目4、11Rに出走) 得意のポーズでさらにテンションを上げていく。初日は2、1着と好発進。3日目5Rは3コースから道中の競り合いには敗れたが3着を確保。ペラ調整に失敗した2日目4Rの6着以外は全て舟券に絡み「足は悪くない。レース足や乗り心地、回ってからの押し感が特にいいですね」と充実した表情を見せた。 今年の2月に尼崎でデビュー初優出を果たすと、24年後期適用勝率5・77で7月からA2級に初昇格した。直後に江戸川で行われた「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」。優勝戦は2コースから鋭く差して念願のデビュー初優勝を飾り「やっと優勝できてホッとしたっていう気持ちが一番大きかったですね」と歓喜の瞬間を振り返った。 優勝時にもお披露目されたのが、大好きなアニメ「バキ」の愚地独歩(おろちどっぽ)ポーズだ。「自分はアニメのバキシリーズが大好きなんですよ。初優勝した時も自然と出てしまいました」とニヤリ。初日に今節初勝利を飾った直後には「愚地独歩のサンチンの構えをやります」と“十八番”ポーズが飛び出した。 デビュー5年目に入り、現状は課題も山ほどあるが、常に心掛けていることが「全速スタート」だ。「スタートをしっかり行くことができれば、レースによっては展開を突けるかもしれないし、いいことがたくさん起こる。スタートをいかに集中するかが、レースでは一番大切だと思っている」と強い口調で話す。 4日目は4R3号艇(11Rは一般)。「少しでもいい枠で準優に乗って優出したい。もし優勝したら、愚地独歩ポーズをまたやりますね」と力強く誓って予選ラストに臨む。
報知新聞社