アメリカン イーグルCEOが会長を務める投資会社がトゥルー・レリジョンを買収
アメリカの投資会社 ACONインベストメンツとSB360が、米国発のデニムブランド「トゥルー・レリジョン(TRUE RELIGION)」を共同で買収した。取引額は明らかにされていないが、トゥルー・レリジョンは今後も独立して運営され、本社は引き続きカリフォルニア州ガーデナに残るという。
ACONインベストメンツとSB360の両社は、「アメリカン イーグル アウトフィッターズ(American Eagle Outfitters)」のCEOであるジェイ・ショットシュタイン(Jay Schottenstein)が会長を務めており、ACONインベストメンツは「ニューエラ(New Era(R))」にも投資している。 2002年に創業したトゥルーレリジョンは、多くのセレブリティが愛用したことで2000年代のジーンズブームを牽引した。その後経営が悪化して2017年と2020年に米連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したが、2022年に「シュプリーム(Supreme)」とコラボレーションするなど、近年のY2Kブームの影響により人気が再燃している。