【現役開成生が語る中学受験】勉強にも成績にも一切執着せず、受験の重圧から守ってくれた父の話
偏差値40台から、ほとんど塾に行かずに開成中学に合格したぎん太さん。その秘密はお母さんがいろいろな情報をカスタマイズしたり、独自に編み出してきた、おうち勉強法にありました…! お金をかけなくても、ラクに楽しく学ぶことができる! その目からウロコの勉強法を、現役高校生がゆる~いタッチで綴ります。 【続きを読む】中学受験直前の僕に、不安も辛さも 感じさせなかった両親の態度
勉強にも成績にも一切執着しない! 受験の重圧から守ってくれた父の話
僕の父が僕の勉強について小学生の頃どう関わっていたのかを2話連続でお話させてください。 父は「子供は武道だけやっときゃ良いんだ」と日頃から言っていて、体と精神力を鍛えることや、礼儀や和などの「他人を不快にさせない」ということに関しては色々と厳しく言う人でしたが、その他の勉強などについて僕たちにうるさく言うことはありませんでした。 僕はこの父だったから勉強に意欲が湧いて捗ったんだと思うし、母との組み合わせが良かったとも思っています。 コレが正しい親の在り方だ! と謳いたいわけでは全然なく、ただの主観で体験談です。
本格的に受験勉強を始めてから家で一番静かな両親の寝室に勉強机が置かれました
テレビつけていい? うん お前また勉強してんの? なんで?
…頭良くなりたいし 頭良い子がいっぱいいる学校に行きたいんだ へえー 子供のくせに勉強好きとか変わってるな
もしかして前世で勉強ができなさすぎてしんだのか? 勉強できない環境ってこと?勉強苦手な子だったってことかな?
字が書けるようになりてえだ すまねえな…おっ母が病気なばっかりに… 兄ちゃん畑仕事さ行くべ
テレビをチラ見しながら勉強させてもらえる有り難みを噛みしめる僕
ここでテレビ観ないで! ぎん太が大丈夫だっつったよ なにが大丈夫なの?
そして数カ月後のある日、父の休日に… ねえポンちゃん見ててくれる? いいよ じゃっじゃあ1人でお風呂入ってくる!
僕はたまたまリビングで勉強してて…
三十分後 うわっ …もしかして私がお風呂入ってる間ずっと? うん