自民、立民への働きかけで国民に揺さぶり…補正予算案賛成方針引き出す
来年1月召集の通常国会でも衆院予算委は立民が主導権を握ることになる。自民は複数の野党との交渉を使い分けながら、補正予算案以上に賛成取り付けへのハードルが上がる来年度予算案の成立に道筋をつける戦略を描く。そのため、補正予算案に関しては反対に回る公算が大きい日本維新の会の取り込みも模索する。
維新は12日にも、高校授業料の無償化の実現などを盛り込んだ補正予算案に対する組み替え動議を提出する方針だ。無償化実現が予算案に盛り込まれなければ採決で反対する方向だ。