「クラブがこれ以上良い方向に……」 ポグバが明かす1億500万ユーロで迎え入れられた2度目のマンチェスター・ユナイテッド退団秘話
現在はユヴェントスに所属している
出場機会を求め、11-12シーズンにフリーでユヴェントスへ移籍したポール・ポグバ。13-14シーズンにはスタメンとしてチーム内で地位を確立し、一気に自身の評価を高めた。 【動画】マンチェスター・ユナイテッド時代を振り返るポグバのインタビューはこちら そして15-16シーズンに古巣であるマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。1億500万ユーロとなる移籍金で迎え入れられ、18-19シーズンにはチームがCL出場権を逃すなかで、リーグ戦で13ゴール9アシストと素晴らしい活躍を披露し、沈む強豪をけん引した。 その後のポグバはユヴェントスに復帰するも2023年に受けたドーピング検査で陽性反応が検出され、4年間の出場停止処分が下されたが、今月に入ってその処分期間の短縮が発表された。故意ではなかったという証言が認められ、4年から18か月にまで期限が短くなっており、2025年3月から再びピッチでプレイすることが可能となる。 そんなポグバはパリで行われた『Sky Sports』のインタビューに出演。2度目の在籍となった2016年から22年までのユナイテッド時代を振り返っている。 「今まで誰にもいわなかったことを話そう。ジョゼ(・モウリーニョ)が去り、オーレ(・グンナー・スールシャール)が来たシーズン(18-19シーズン)は、私にとってユナイテッドで最高のシーズンだった。でも、最後の試合のあとにオーレとエド・ウッドワード(当時のCEO)に去りたいと伝えたんだ」 「私は27歳で望んでいたようにうまくは行かなかった。ベストは尽くしたけど、クラブがこれ以上良い方向に行くとは思えなかったんだ」 「エドに移籍を希望したけど、ダメだったね。もうユナイテッドでプレイしたくなかったけど、プロの選手としてプレーを続けたよ。そこで精神的に安定しなくなって、怪我をしてしまったんだ」
構成/ザ・ワールド編集部